Lカット
えるかっと
Lカット(L-cut)とは、文字Lのような直角の軌跡を描くカッティング動作のこと。オフェンス選手がベースラインまたは横方向にまっすぐ移動した後、90度方向を変えてペリメーターやトップに向かって走り出す動きである。この動きはVカットと似ているが、より直線的で角度がはっきりしており、特にコーナーからウイング、またはベースラインからエルボーへの移動で使用される。Lカットはディフェンダーを特定の位置に固定してから急激に方向転換するため、ディフェンダーが追いつくのが困難になる。また、スクリーンと組み合わせることで、さらに効果的にディフェンダーを振り切ることができる。バスケットボールの基本的なオフボールムーブメントの一つで、ボールを受けるためのスペース作りやシュートチャンス創出に重要な役割を果たす。