ターンアラウンドシュート

たーんあらうんどしゅーと

ターンアラウンドシュートとは、ゴールに背を向けた状態からターン(回転)して放つシュートのことで、ポストプレイにおける代表的な得点技術の一つである。主にローポストやミドルポストでディフェンスを背負った状態から、素早く振り返りながらジャンプシュートやフェイダウェイシュートを打つ。このシュートの利点は、ディフェンスが予測しづらく、ターン動作によってシュートスペースを作り出せることにある。NBA史上最も有名なターンアラウンドシュートの使い手としては、マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアント、ハキーム・オラジュワンなどが挙げられる。効果的に決めるには、正確なピボット技術、バランス感覚、そしてディフェンスの動きを読む判断力が必要となる。左右どちらにもターンできる技術を持つことで、ディフェンスを翻弄することができる。ミドルレンジでの確実な得点手段として、現代でも多くのスキルフルな選手が使用している。