ダブルスクリーン
だぶるすくりーん
ダブルスクリーンとは、2人のオフェンス選手が並んで同時に1人のディフェンダーに対してスクリーンをセットするプレー。スタッガードスクリーンが時間差や位置をずらしてスクリーンをかけるのに対し、ダブルスクリーンは2人が横並びまたは近接した位置で同時にスクリーンを形成する。これにより、より強固で広範囲なスクリーンの壁ができ、ディフェンダーが通り抜けることが極めて困難になる。ダブルスクリーンは主にオフボールの選手をフリーにするために使われ、特にエリートシューターに高確率のシュートチャンスを提供する。インバウンドプレーやセットオフェンスでよく見られ、限られた時間で確実にオープンショットを作り出したい場面で効果的である。ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンなど、動き続けるシューターを活かすための戦術として広く使用されている。