ファイブファウル

ふぁいぶふぁうる

ファイブファウルは、選手が5つのパーソナルファウルを犯した状態を指し、この時点で選手は退場（ファウルアウト）となります。これは主にFIBAルールや日本のバスケットボール、NCAAなどで採用されている規定で、NBAでは6ファウル制が採用されています。5ファウル制では、選手は非常に慎重にプレーする必要があり、特に4ファウルを抱えた状態（ファウルトラブル）では、積極的なディフェンスが制限されます。チームのスター選手が早い段階でファウルトラブルに陥ると、コーチは交代を余儀なくされ、戦術的に大きな影響を受けます。終盤の重要な場面で主力選手がファウルアウトすることは、チームにとって致命的となる可能性があります。そのため、ファウル数の管理は試合運営において極めて重要な要素となっており、選手自身も審判の判定基準を理解し、不要なファウルを避ける必要があります。