バスケットボール用語辞典

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ヘッドバンド

へっどばんど

ヘッドバンドとは、額に巻いて装着する帯状のアクセサリーのことで、バスケットボールでは汗止めとファッションの両方の目的で使用される。主な機能は、額から流れる汗が目に入るのを防ぐことであり、特に激しいプレーで大量に汗をかく選手にとって重要なアイテムである。ヘッドバンドは伸縮性のある布製で、綿、ポリエステル、またはその混紡素材で作られており、吸湿性と速乾性を備えている。幅は通常2〜5cm程度で、細いタイプと太いタイプがある。NBAの歴史では、多くのスター選手がヘッドバンドを着用しており、レブロン・ジェームズアレン・アイバーソン、ラッセル・ウェストブルックなどが有名である。ヘッドバンドは単なる機能的アイテムではなく、選手の個性やスタイルを表現するファッションアイテムとしても重要な役割を果たしている。色はチームカラーに合わせることが多いが、白、黒などのシンプルな色も人気がある。一部の選手は複数のヘッドバンドを重ねて着用したり、独特の巻き方をしたりすることで個性を出している。また、髪の長い選手が髪を抑えるために使用することもある。ヘッドバンドバスケットボールカルチャーの一部として定着しており、ファングッズとしても販売されている。