ベンチウォーマー
べんちうぉーまー
ほとんど試合に出場機会がなく、ベンチに座り続ける選手を指す俗語。実力不足、怪我からの復帰過程、ロースター枠を埋めるための在籍など、様々な理由で出場時間が極端に少ない選手のこと。若手選手が経験を積む前の時期や、ベテラン選手がキャリア晩年に経験することもある。やや皮肉を込めた表現で使われることが多く、選手本人にとっては不本意な状態。NBAではロースター枠が15人と限られているため、全員に十分な出場機会を与えることは困難で、必然的にベンチウォーマーが生まれる。ただし、練習でチームメイトと競い合ったり、ケガ人が出た際の代役として待機したりする重要な役割もある。一部の選手はこの状態から這い上がり、重要なロールプレイヤーやスターターになることもある。