ワンレッグジャンパー

わんれっぐじゃんぱー

ワンレッグジャンパーとは、両足で踏み切る通常のジャンプシュートとは異なり、主に片足（通常は利き足と反対側）でジャンプして放つシュートを指します。ダーク・ノビツキーがこの技術を完成させ、「ワンレッグフェイダウェイ」として歴史に名を残しました。この技術の最大の利点は、ディフェンダーとの接触を避けながらシュートスペースを作り出せることです。片足で踏み切ることで、体を横や後ろに傾けやすく、ブロックを避けられます。また、ドリブルからのリズムも異なるため、ディフェンダーのタイミングを外しやすいという利点もあります。ケビン・デュラントやラマーカス・アルドリッジなど、背の高い選手が特にこの技術を好んで使用します。習得には高度なバランス感覚と体幹の強さが必要で、また片足への負担が大きいため、適切なフィジカルコンディショニングも重要です。現代では若手選手の間でもこの技術を取り入れる動きが広がっており、シュートバリエーションの一つとして定着しています。