バスケットボール用語辞典

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オフボールディフェンス

おふぼーるでぃふぇんす

オフボールディフェンスとは、ボールを持っていない相手選手に対して行う守備のことです。バスケットボールでは5人中4人が常にボールを持っていない状態であるため、オフボールディフェンスの質がチーム守備全体の成否を大きく左右します。オフボールディフェンスの主な役割は、マークマンの動きを制限すること、パスコースを塞ぐこと、ヘルプディフェンスの準備をすることです。ボールとマークマンの両方を視野に入れる「ボールミーマン」の原則が重要で、適切なポジショニングによってパスを防ぎつつ、ドライブに対するヘルプにも対応できる位置取りをします。デナイディフェンスフェイスガードなど、パスを受けさせない積極的な守備も含まれます。また、スクリーンに対する対応や、カットしてくる相手への対処も重要な要素です。優れたオフボールディフェンダーは、常に状況を読み、リカバリーとヘルプのバランスを取りながら守備を行います。チームディフェンスの基盤となる技術です。