バスケットボール用語辞典

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コンテストシュート

こんてすとしゅーと

コンテストシュートとは、ディフェンダーからの積極的なプレッシャーがある状況で打つシュートを指します。守備選手がシューターに接近してハンドチェックや手を上げて視界を妨げる、いわゆる「コンテスト」を受けながら放つシュートです。NBAのトラッキングデータでは、最も近い守備選手が4フィート(約1.2メートル)以内にいる状態を「タイトコンテスト」、4~6フィート(約1.2~1.8メートル)を「コンテスト」と定義しています。当然ながらコンテストシュートの成功率はオープンシュートよりも大幅に低下しますが、トップレベルのスコアラーディフェンスのプレッシャー下でも高い確率でシュートを決める能力を持っています。コービー・ブライアントやケビン・デュラントなど、歴史的な得点王たちは厳しくコンテストされた状況でも安定してシュートを成功させる技術と精神力を備えていました。チーム戦術としては、可能な限りコンテストシュートを避け、オープンシュートの機会を作ることが重要です。