バスケットボール用語辞典

← 用語一覧に戻る

ハンドチェック

はんどちぇっく

ディフェンス選手が手や腕を使ってオフェンス選手の動きを妨げる反則行為。特にドリブル中の選手に対して手で押したり、進路を妨害したり、体の動きを制限する行為を指す。1990年代のNBAでは比較的容認されていたが、2004-05シーズンからハンドチェックに対する取り締まりが厳格化され、オフェンス重視のゲームへと変化した。現在では、ディフェンダーが手でオフェンス選手の腰、腕、背中などに継続的に触れることはファウルとなる。ボールを持っていない選手に対しても、手で押したり引っ張ったりすることは禁止されている。ただし、軽く手を当てる程度の接触は許容される場合もあり、審判の判断が重要となる。このルール変更により、ガードのドライブペリメータープレーが活性化し、得点が増加する傾向となった。現代のディフェンダーは足の動きとポジショニングでの守備が求められる。