バスケットボール用語辞典

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サブスティテューション

さぶすてぃてゅーしょん

サブスティテューションは、試合中に選手を交代させることを指し、バスケットボールにおける重要な戦術的要素です。英語で「substitution」と綴り、日本語では「交代」とも呼ばれます。バスケットボールでは、デッドボール時(得点後、ファウル後、タイムアウト後など)に無制限に選手交代が可能です。コーチは選手の体力状態、ファウルトラブル、試合の流れ、相手の選手構成などを考慮して交代を判断します。戦略的な交代により、ディフェンス力の強化、得点力の向上、特定の選手のマッチアップ対策などを行います。また、疲労した選手を休ませることで、試合後半まで高いパフォーマンスを維持することができます。NBAでは5人の選手が常にコート上にいる必要があり、ベンチには最大12人が登録されます。適切なローテーションと交代のタイミングは、コーチの戦術眼が問われる重要な要素です。