バスケットボール用語辞典

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ショーツ

しょーつ

ショーツとは、バスケットボールユニフォームの下半身部分、つまり短パンのことである。正式にはバスケットボールショーツと呼ばれ、膝上程度の長さが一般的である。ショーツには選手番号が側面または前面に表示されることが多く、チームロゴやストライプなどのデザインが施される。現代のショーツは、ジャージと同様にポリエステルなどの軽量で速乾性の高い合成繊維で作られており、激しい動きに対応する伸縮性を持つ。ウエスト部分はゴムとドローコード(紐)で調整可能になっており、プレー中にずれないよう設計されている。ショーツの丈の長さは時代によって大きく変化しており、1970〜80年代は非常に短い丈が主流だったが、1990年代にマイケル・ジョーダンやファブ・ファイブ(ミシガン大学)の影響で膝丈に近い長いショーツが流行した。2000年代以降は再び短くなる傾向にあるが、選手の好みにより様々な長さが見られる。一部の選手は、ショーツの下にコンプレッションタイツを着用して筋肉のサポートと保温を図る。ショーツジャージ同様、ファングッズとして販売されており、快適性とデザイン性の両方が重視される。