ピックザピッカー
ぴっくざぴっかー
ピックザピッカー(pick the picker)とは、ピックアンドロールでスクリーンをセットした選手(ピッカー)に対して、さらに別の選手がスクリーンをかける連続的な戦術プレー。最初のスクリーナーがピックアンドロールを仕掛けた後、その選手がロールまたはポップする動きに対して、第三の選手がスクリーンをセットすることで、ディフェンスの対応をさらに複雑にする。この戦術は特にディフェンスがスイッチやヘッジで積極的に対応してくる場合に効果的で、連続的なスクリーンアクションによってディフェンスのローテーションを乱し、オープンショットやミスマッチを作り出す。ピックザピッカーは3人以上の選手の連携が必要な高度な戦術で、ゴールデンステート・ウォリアーズやサンアントニオ・スパーズなど、組織的なオフェンスを展開するチームが得意としている。