フィンガーロール
ふぃんがーろーる
ゴール近くでボールを手のひらから指先へ転がすようにして放つ繊細なシュート技術。レイアップシュートの一種で、通常のレイアップよりも柔らかいタッチでボールをリリースし、バックボードやリムに優しく当てて得点する。ディフェンダーのブロックをかわすために、手首のスナップを効かせて高い弧を描かせることが特徴。ジョージ・ガービン、トニー・パーカー、カイリー・アービングなど、フィニッシュ技術に優れた選手が得意とする。ペイントエリア内でビッグマンに囲まれた状況でも、ボールコントロールの繊細さによってブロックされにくいため、小柄なガードにとって重要な武器となる。マスターするには反復練習とタッチの感覚を磨くことが不可欠である。