バスケットボール用語辞典

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Gリーグ

じーりーぐ

NBAの公式マイナーリーグで、正式名称はNBA G Leagueのこと。2001年にNBDL(National Basketball Development League)として設立され、2017年にスポンサーのGatoradeにちなんでGリーグに改名された。30以上のチームが所属し、そのほとんどがNBAチームと提携関係にある。主な役割は、若手選手の育成、ベテラン選手のリハビリ、NBAチームの戦術やシステムの実践、コーチや審判の育成などである。ドラフト外の選手やツーウェイ契約の選手、NBA経験の浅い若手選手が実戦経験を積む場として機能している。NBAチームは所属選手をGリーグに派遣して出場機会を与えたり、逆にGリーグから選手を昇格させたりすることができる。近年では、高卒選手がNCAA進学ではなくGリーグのイグナイトチームを選択するケースも増えている。多くのNBAスター選手がGリーグ出身であり、リーグの重要性は年々高まっている。試合はストリーミング配信され、ファンも視聴可能である。