バスケットボール用語辞典

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アシスト

あしすと

味方選手がシュートを決める直前にパスを出した選手に記録される公式記録。得点に直接貢献したパスのみがアシストとして認められ、パスを受けた選手がドリブルなしまたは1回のドリブルシュートを決めた場合に記録されることが一般的である。アシスト数はプレーメイカーとしての能力を示す重要な指標であり、特にポイントガードの評価において重視される。1試合で10アシスト以上を記録することは優れた成績とされ、10得点・10アシスト・10リバウンドのようにトリプルダブルの一要素となる。NBA史上最多アシストを記録したジョン・ストックトンは15,806アシストという驚異的な記録を持つ。アシストを多く出すには、コートビジョン、パスの正確性、タイミングの判断、そしてチームメイトの動きを読む能力が必要である。現代バスケットボールでは、アシスト率やポテンシャルアシストなど、より詳細な分析指標も用いられている。