バスケットボール用語辞典

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チームファウル

ちーむふぁうる

チームファウルは、1つのクォーター(またはピリオド)内にチーム全体が犯したファウルの累積数を指す用語である。バスケットボールのルールでは、各クォーターにおいてチームが一定数以上のファウルを犯すと、それ以降のファウルに対してペナルティが課される。NBAでは1クォーターにつき5回目のチームファウルから、国際ルール(FIBA)では各クォーター4回目のファウルから、相手チームにフリースローが与えられる。これをボーナスシチュエーションと呼び、シュート動作中でないファウルであってもフリースローが与えられるようになる。チームファウルの管理は試合戦略において重要で、特に接戦の終盤では、チームファウルの数を意識しながらディフェンスの強度を調整する必要がある。コーチは選手交代やタイムアウトを使って、ファウルトラブルを抱えた選手を休ませたり、ファウル数が少ない選手を投入したりする。また、相手チームのチームファウル数を把握し、意図的にファウルを受けてフリースローを獲得する戦術も存在する。テクニカルファウルチームファウルに加算されるため、感情のコントロールも重要である。