バスケットボール用語辞典

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リーガルガーディングポジション

りーがるがーでぃんぐぽじしょん

ディフェンダーが正当な守備位置を確立している状態を指す英語表現で、日本語では「正当な守備位置」と訳される。チャージングブロッキングの判定において最も重要な概念の一つ。リーガルガーディングポジションが成立する条件は、(1)ディフェンダーが両足を床につけている、(2)オフェンス選手の進行方向に正面から位置している、(3)オフェンス選手が移動を開始する前にその位置を確立している、の3点。これらの条件を満たしていれば、オフェンス選手との接触が起きた場合、チャージングオフェンスファウル)となる。一方、ディフェンダーが動きながら接触したり、横や後ろから進路を妨げたりした場合は、リーガルガーディングポジションが確立されていないとみなされ、ブロッキングファウルディフェンスファウル)となる。ノーチャージエリア制限区域)内では例外規定がある。優れたディフェンダーはこの概念を理解し、適切なタイミングとポジショニングチャージングを誘発する技術を持つ。審判の瞬時の判断が求められる難しい判定の一つ。