バスケットボール用語辞典

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360ダンク

さんろくまるだんく

空中で体を360度回転させながら行うダンクシュートのこと。最も難易度の高いダンクの一つとして知られ、高い跳躍力、空中での身体コントロール、そして正確なタイミングが要求される。選手は通常、助走をつけてジャンプし、空中で完全に一回転してからボールをリングに叩き込む。回転の方向は選手によって異なり、利き手に応じて時計回りまたは反時計回りに回る。360度回転することで、ディフェンダーをかわしたり、ブロックされにくい角度を作り出すこともできるが、実際の試合ではリスクが高いため、主にダンクコンテストやエキシビションマッチで披露される。NBAダンクコンテストでは、この技をベースにさらに難易度を上げたバリエーション(例:360度回転しながらのウィンドミルダンク)も見られる。ジュリアス・アービング、マイケル・ジョーダン、ヴィンス・カーターなどが印象的な360ダンクを披露している。