BLK率
びーえるけーぱーせんと
BLK率(ブロックパーセンテージ)は、選手がコート上にいる間、相手の2ポイントシュート試投のうち何パーセントをブロックしたかを示す統計指標です。計算式は「100×(BLK×(チーム分数÷5))÷(出場分数×(相手FGA-相手3PA))」で表されます。リーグ平均は約2~3%で、センターやリムプロテクターは5%以上が期待され、8%を超えると優秀なショットブロッカー、10%以上で歴代トップクラスとされます。マーク・イートン、マヌート・ボル、ハキーム・オラジュワンなどが15%近い驚異的なBLK率を記録しています。高いBLK率はペイント内のディフェンス力を示し、相手のペイントアタックを抑制する心理的効果もあります。近年はリムプロテクション指標として、単なるブロック数よりBLK率が重視される傾向にあります。身長だけでなく、タイミングと位置取りが重要な技術です。