STL率
えすてぃーえるぱーせんと
STL率(スティールパーセンテージ)は、選手がコート上にいる間、相手チームのポゼッション100回あたり何回スティールを記録するかを示す統計指標です。計算式は「100×(STL×(チーム分数÷5))÷(出場分数×相手ポゼッション数)」で表されます。リーグ平均は約1.5%で、2.0%を超えると優秀なディフェンダー、3.0%以上で歴代トップクラスのスティーラーとされます。アレン・アイバーソン、クリス・ポール、ジョン・ストックトンなどが3.0%を超える驚異的なSTL率を記録しています。高いSTL率は選手の予測能力、反射神経、ディフェンス位置取りの良さを示します。ただし、スティールを狙いすぎるとファウルトラブルやディフェンスの乱れにつながるため、効率性とのバランスが重要です。ギャンブルディフェンスと賢いディフェンスの見極めが求められます。