ディフェンスレーティング
でぃふぇんすれーてぃんぐ
ディフェンスレーティングとは、チームまたは個人の守備効率を数値化した統計指標であり、100ポゼッションあたりに許す失点を示す。この指標により、単純な失点数ではなく、ポゼッション数を考慮した真の守備力を評価することができる。例えば、100ポゼッションで95点に抑えるチームのディフェンスレーティングは95となり、数値が低いほど優れた守備力を意味する。優れたディフェンスレーティングは、堅実な個人ディフェンス、効果的なヘルプローテーション、リバウンド力、相手のターンオーバー誘発能力などを反映する。個人のディフェンスレーティングは、その選手がコート上にいる間の相手チームの攻撃効率を測定する。守備の貢献度は得点ほど目立たないため、この指標は選手やチームの真の価値を評価する上で重要な役割を果たす。NBAチャンピオンシップを争うチームは、通常リーグトップクラスのディフェンスレーティングを誇っており、優勝には攻守のバランスが不可欠であることを示している。