eFG率
いーえふじーぱーせんと
eFG率(エフェクティブフィールドゴールパーセンテージ)は、3ポイントシュートの追加得点を考慮した実質的なフィールドゴール成功率を示す統計指標です。計算式は「(FGM+0.5×3PM)÷FGA」で表され、3ポイントシュートの価値が2ポイントシュートの1.5倍であることを反映しています。通常のFG%では3ポイントシュート40%と2ポイントシュート40%が同等に扱われますが、eFG率では3ポイント40%は2ポイント60%相当と評価されます。リーグ平均は通常52~53%程度で、55%を超えると優秀なシューターとされます。eFG率は選手のシューティング能力をより正確に評価できるため、スカウティングや選手評価において広く使用されています。ただし、フリースローは含まれないため、完全な得点効率を知るにはTS率との併用が推奨されます。