バスケットボール用語辞典

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エンドライン

えんどらいん

バスケットボールコートの短辺側にある境界線のこと。バックボードの真下を通る線で、長さは通常15メートル(NBAでは約14メートル)。ボールまたはボールを持った選手がこの線を越えるとアウトオブバウンズとなり、相手チームのボールとなる。エンドライン付近でのプレーは、サイドラインに比べてスペースが限られているため、より高度な技術が求められる。ベースラインとも呼ばれ、特にフロントコート側(オフェンス側)のエンドラインを指す場合に「ベースライン」という呼称がよく使われる。エンドラインからのスローインは、バスケット下のプレーで得点後やバイオレーション後に行われる。また、エンドラインドライブやベースラインカットなど、この境界線を利用した戦術的なプレーも存在する。ディフェンダーにとっては、エンドラインを利用してオフェンスの動きを制限する「ベースライントラップ」という守備戦術もある。