バスケットボール用語辞典

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サイドライン

さいどらいん

バスケットボールコートの長辺に引かれた境界線のこと。コート全体は長さ28m×幅15mの長方形で、その長辺側の2本の線をサイドラインと呼ぶ。短辺側の線はエンドラインまたはベースラインと呼ばれ、これらの境界線で囲まれたエリアがプレーエリアとなる。ボールがサイドラインに触れるか、ラインを越えた場合はアウトオブバウンズとなり、最後に触れた選手の相手チームのスローインで試合が再開される。サイドラインからのスローインは、ボールがアウトになった位置に最も近い場所から行われる。また、コートを縦に二分するセンターラインサイドラインと平行に引かれており、フロントコートバックコートを区別する重要な基準となっている。試合中、選手やコーチはサイドライン際のベンチエリアに待機し、サイドライン沿いは最も観客に近いエリアとなるため、臨場感のある観戦体験を提供する重要な場所でもある。