バスケットボール用語辞典

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オフェンスレーティング

おふぇんすれーてぃんぐ

オフェンスレーティングとは、チームまたは個人の攻撃効率を数値化した統計指標であり、100ポゼッションあたりに獲得する得点を示す。この指標により、単純な得点数ではなく、ポゼッション数を考慮した真の攻撃力を評価することができる。例えば、100ポゼッションで110点を取るチームのオフェンスレーティングは110となる。高いオフェンスレーティングは、効率的な攻撃、良質なシュートセレクション、ターンオーバーの少なさ、オフェンスリバウンドの獲得などを示す。個人のオフェンスレーティングは、その選手がコート上にいる間のチームの攻撃効率を測定する。NBAの先進的な分析では、真の攻撃貢献度(True Shooting Percentage)やアシスト率なども組み合わせて総合的に評価される。ペースの速いチームと遅いチームを公平に比較できる指標として、現代バスケットボールの戦術分析やGM業務において不可欠なツールとなっている。