オールディフェンシブチーム

おーるでぃふぇんしぶちーむ

NBAにおいて、シーズンを通じて最も優れたディフェンスを発揮した選手を表彰するために選出される架空のチームのこと。1968-69シーズンから開始された表彰制度で、全米のメディアやコーチが投票によって選出する。ファーストチームとセカンドチームの2段階があり、各チーム5人ずつ、合計10人が選ばれる。オールNBAチームと同様に、ガード、フォワード、センターのポジション別に選出される。オールディフェンシブチーム選出は、選手の守備能力の高さを証明する重要な栄誉であり、最優秀守備選手賞（DPOY）の候補者の多くがこのチームに選ばれる。歴史的には、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットなどが複数回選出されている。現代では、カワイ・レナード、ドレイモンド・グリーン、ルディ・ゴベアなどがディフェンスのエリートとして知られている。オフェンスの華やかさに比べて地味だが、チームの勝利に不可欠な要素として高く評価されている。