ビトウィーン・ザ・レッグス
びとぅいーん・ざ・れっぐす
ビトウィーン・ザ・レッグス(Between the Legs)とは、股の間を通してボールを前後または左右にドリブルする技術で、レッグスルーとも呼ばれます。この技術は、ディフェンダーからボールを守りながら、素早くドリブルの手を切り替えることができる効果的なムーブです。基本的な使い方として、前進中に片方の手から股を通して反対の手にボールを移動させることで、ディフェンスの逆を突いたり、プレッシャーをかわしたりします。ビトウィーン・ザ・レッグスの利点は、ボールが体の陰に隠れるため、スティールされにくく、かつ瞬時に方向転換できることです。この技術には、その場で行うスタンディング型と、前進しながら行うムービング型があり、状況に応じて使い分けられます。また、連続で行うダブルレッグスルーや、他のドリブルムーブと組み合わせることで、より複雑で読みにくい動きを作り出せます。ティム・ハーダウェイやカイリー・アービングなど、優れたボールハンドラーの代名詞的な技術です。効果的に使用するには、低い姿勢、柔軟性、そして正確なボールコントロールが必要で、実戦で使いこなすには相当な練習が求められます。