バスケットボール用語辞典

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ボールハンドラー

ぼーるはんどらー

ボールハンドラーとは、チームの攻撃時にボールを運び、プレーをコントロールする役割を担う選手のことである。主にポイントガードがこの役割を担うが、コンボガードやフォワードでもボールハンドリング能力に優れた選手がこの役割を果たすことがある。ボールハンドラーに求められる能力は多岐にわたり、優れたドリブル技術、パス判断、コート全体を見渡す視野、そしてゲームをコントロールする判断力などが必要である。また、ピック&ロールの際にスクリーンを使う側の選手もボールハンドラーと呼ばれる。ボールハンドラーは、ディフェンスのプレッシャーに対処しながら、適切なタイミングでチームメイトにパスを出したり、自らドライブで得点を狙ったりする。現代バスケットボールでは、複数のボールハンドラーを配置し、攻撃のバリエーションを増やす戦術が一般的である。優れたボールハンドラーは、ターンオーバーを少なく抑えながら、チームの得点機会を最大化することができる。ボールハンドリング技術とバスケットボールIQの両方が求められる重要なポジションである。