バスケットボール用語辞典

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マックス契約

まっくすけいやく

NBAにおいて、選手が結ぶことができる最高額の契約のこと。サラリーキャップの一定割合が上限として定められており、選手の経験年数によって異なる。0-6年目の選手はキャップの25%、7-9年目は30%、10年目以降は35%が上限となる。マックス契約を獲得できるのはリーグを代表するスーパースター級の選手に限られ、チームにとって最も重要な選手であることを意味する。契約期間は通常4年または5年で、自チームと再契約する場合は5年、他チームと契約する場合は4年が上限となる。レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ケビン・デュラント、ヤニス・アデトクンボなど、リーグトップクラスの選手がマックス契約を結んでいる。この契約を複数の選手に与えると、チームのサラリーキャップを大きく圧迫するため、慎重な判断が必要となる。マックス契約を獲得することは選手にとって最高の名誉であり、実力の証明でもある。一方で、期待に応えられない場合は厳しい批判を受けることもある。