バスケットボール用語辞典

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モーションオフェンス

もーしょんおふぇんす

固定されたセットプレイではなく、一定のルールや原則に基づいて選手が継続的に動き続けるオフェンスシステム。選手の判断と創造性を重視し、スクリーンカット、パスの基本原則に従いながら、状況に応じて柔軟にプレイを展開する。全員が常に動いてスペーシングを維持し、ディフェンスに対応する時間を与えないことが特徴。セットオフェンスと異なり、決まったパターンに縛られず、選手間の読み合いとタイミングで攻撃を組み立てる。5アウトモーション、4アウト1インモーションなど様々な形態があり、選手の位置関係とボールの動きに応じてプレイが生まれる。実行には選手の高いバスケットボールIQ、互いの動きを理解する能力、そして基本スキルの習得が不可欠。NBAではサンアントニオ・スパーズやゴールデンステート・ウォリアーズが美しいモーションオフェンスで知られている。