バスケットボール用語辞典

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AST率

えーえすてぃーぱーせんと

AST率アシストパーセンテージ)は、選手がコート上にいる間、チームメイトのフィールドゴール成功のうち何パーセントをアシストしたかを示す統計指標です。計算式は「100×AST÷(((出場分数÷(チーム分数÷5))×チームFG)-FG)」で表されます。この指標は選手のプレーメイク能力を評価するのに有効で、ポイントガードなどのボールハンドラーの重要な評価基準となります。リーグ平均は約15%で、30%を超えるとエリートプレーメイカー、40%以上で歴代トップクラスのパサーとされます。クリス・ポールやジョン・ストックトンなど、キャリア通算で40%以上のAST率を記録した選手もいます。高いAST率を維持しながらターンオーバーを少なく抑える選手は、チームオフェンスの司令塔として極めて価値が高いと評価されます。出場時間が短い選手でも評価できる利点があります。