バスケットボール用語辞典

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オールルーキーチーム

おーるるーきーちーむ

オールルーキーチームとは、NBAにおいてシーズン中に優れたパフォーマンスを発揮した新人選手を表彰するために選出される架空のチームのことである。1962-63シーズンから授与が開始され、全米のメディアによる投票で決定される。ファーストチームとセカンドチームの2段階があり、各チーム5人ずつ、合計10人のルーキーが選ばれる。選出基準は得点、リバウンドアシストなどの基本統計に加えて、チームへの貢献度、適応力、成長の度合いなども考慮される。通常、ドラフト上位指名選手が選ばれることが多いが、時には下位指名選手やドラフト外契約選手がサプライズで選出されることもある。オールルーキーチーム選出は、新人王に次ぐルーキーにとっての重要な栄誉であり、将来のキャリアにおいて実績として評価される。歴史的には、マイケル・ジョーダン、シャキール・オニール、ティム・ダンカン、レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラントなど、後に偉大な選手となった多くのスター選手がファーストチームに選出されている。オールルーキーチームは、その年のドラフトクラスの質を評価する指標としても機能している。