バスケットボール用語辞典

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ギャザーステップ

ぎゃざーすてっぷ

ドリブル終了時にボールをコントロール下に置く動作で踏むステップ。このステップは「ステップ0」として扱われ、その後に2歩まで許される。つまり、ギャザーステップ後に左右の足で1歩ずつ、計2歩のステップが可能となる。この解釈により、一見3歩に見えるプレーでもトラベリングにならないケースが生まれる。NBAでは2009年頃から明確に定義され、ジェームズ・ハーデンのステップバックやヤニス・アデトクンボのユーロステップなど、現代的なオフェンス技術の基礎となっている。ギャザーの定義は「ボールが片手または両手で保持された瞬間」とされるが、判定は審判の裁量に委ねられる部分も多い。この概念を理解することで、より大きなステップを活用した攻撃が可能になる。