バスケットボール用語辞典

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ストレッチビッグ

すとれっちびっぐ

ビッグマンパワーフォワードセンター)でありながら、3ポイントシュート能力を持ち、ディフェンスを外側に「引き伸ばす(stretch)」ことができる選手。従来のビッグマンペイントエリア付近でプレーすることが多かったが、ストレッチビッグは外角からのシュート力でディフェンスを広げ、味方のドライブカットのスペースを作る。ダーク・ノヴィツキー、クリス・ボッシュ、ブルック・ロペスなどが先駆者。現代NBAではカール=アンソニー・タウンズ、ニコラ・ヨキッチ、ラウリ・マルカネンなどが活躍。身長は208cm前後と大柄ながら、3ポイント成功率35%以上を誇る選手が理想。スペーシングを改善することでオフェンスの効率を高め、ファイブアウト戦術を可能にする。ただし、インサイドでの物理的な強さが若干犠牲になることもある。