バスケットボール用語辞典

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ダイヤモンドセット

だいやもんどせっと

ダイヤモンドセットとは、4人のオフェンス選手がダイヤモンド形(菱形)に配置される攻撃フォーメーション。通常、トップにボールハンドラー、両ウイングに2人の選手、そしてペイントエリア付近のハイポストに1人の選手が位置する形となる。この配置から、ハイポストの選手を起点としたハンドオフやピックアンドロールスクリーンアクションなど様々なプレーを展開できる。ダイヤモンドセットは特にバウンダリーからのインバウンドプレーでよく使用され、限られたスペースで効果的にスコアリングチャンスを作り出せる。また、ゾーンディフェンスに対しても有効で、中央のハイポスト選手がゾーンのギャップを突くことができる。プレーオプションが豊富で、ディフェンスに予測困難な攻撃を仕掛けられる戦術的フォーメーションである。