チャージングサークル
ちゃーじんぐさーくる
チャージングサークルとは、ゴール下のバスケットリングの真下を中心に描かれた半円形のエリアで、チャージング(オフェンスファウル)とブロッキング(ディフェンスファウル)の判定に関わる重要な境界線です。この円の半径は1.25メートル(4フィート)で、ノーチャージエリア、リストリクテッドエリア、または制限区域円とも呼ばれます。このサークル内では、ディフェンス選手が正当なディフェンスポジションを取っていたとしても、ドライブしてくるオフェンス選手と接触した場合、ディフェンス側のブロッキングファウルとなります。ただし、このルールはドライブに対してのみ適用され、ポストプレーやパスからのキャッチ後のプレーには適用されません。このルールの導入により、ゴール下での攻防がよりフェアになり、オフェンス選手が積極的にドライブできる環境が整えられました。審判にとっても明確な判定基準となり、判定の一貫性が向上しています。NBAでは2012-13シーズンから導入され、国際バスケットボールでも採用されています。