パットバック

ぱっとばっく

パットバックとは、オフェンスリバウンド後に、リバウンドボールをキャッチせずに直接空中でバスケットに押し込む、またははじき返してシュートするプレーを指す。ティップインと似ているが、パットバックは特にオフェンスリバウンドの状況で、空中でボールをコントロールしながらゴールに向けて押し込む動作を強調した用語である。このプレーは高い跳躍力、タイミング、空中でのボディコントロールを必要とし、セカンドチャンスから即座に得点を奪う効果的な手段となる。特にインサイドプレイヤーやリバウンドに強い選手が得意とするプレーで、相手ディフェンスが体勢を整える前に得点できる利点がある。ショーン・ケンプ、ブレイク・グリフィン、ドワイト・ハワードなどがパットバックを得意とする選手として知られている。試合の流れを一気に変える力強いプレーであり、チームの士気を高める効果も大きい。統計上はフィールドゴール成功として記録される。