バスケットボール用語辞典

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エアボール

えあぼーる

エアボールとは、シュートを打った際にボールがリングバックボードネットのいずれにも触れずに空中を通過してしまうことを指すバスケットボール用語です。英語の「air ball」をそのまま日本語読みしたもので、文字通り「空気のボール」という意味です。エアボールは、シュートの距離感を完全に誤った場合や、ディフェンスのプレッシャーによってフォームが崩れた場合に発生します。特に観客の前で起きると、しばしば「エアボール!」という掛け声が起こり、シューターにとっては恥ずかしい瞬間となります。ルール上、エアボールは誰が触っても構わないため、シューター自身が再びボールに触れてもトラベリングダブルドリブルにはなりません。ただし、ショットクロックの文脈では、エアボールの場合リングに触れていないため、時間内に打っていてもショットクロックバイオレーションとなることがあります。プロ選手でも緊張や疲労からエアボールを出すことがあり、メンタル面での影響も大きいプレーです。