バスケットボール用語辞典

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コーナースリー

こーなーすりー

バスケットボールコートの両サイドのコーナー位置から打たれるスリーポイントシュート。コーナーはスリーポイントラインとゴールの距離が最も短い位置(NBA規格で約6.7メートル、他の位置は約7.2メートル)であり、統計的に最も成功率が高いスリーポイントショットとされる。また、ドライブに対するキックアウトパスの受け手として戦術的に重要で、ディフェンスがペイントに収縮した際の有効な得点源となる。現代バスケットボールの分析では「コーナースリー」は効率的なショットとして重視され、3&Dプレイヤーと呼ばれるスペシャリストの主要武器となっている。ただし、コーナーに立つことでリバウンドヘルプディフェンスへの参加が遅れるデメリットもあり、戦術的なバランスが求められる。