シューティングガード
しゅーてぃんぐがーど
シューティングガード(Shooting Guard、SG)は、バスケットボールにおける5つのポジションの1つで、主に外角からの得点能力が求められるポジション。番号では2番ポジションと呼ばれる。名前の通り、チームの主要なシューターとして機能し、スリーポイントシュートやミドルレンジシュートでの得点が期待される。ポイントガードからボールを受け取り、オフボールムーブメントでディフェンスを崩してシュートチャンスを作り出す能力が重要である。優れたシュートフォーム、クイックリリース、キャッチアンドシュートの技術が求められる。また、ドリブルからの1対1での得点能力も重要なスキルとなっている。NBAの歴史において、マイケル・ジョーダンは史上最高のシューティングガードとして広く認められており、得点力、守備力、勝負強さの全てを兼ね備えていた。コービー・ブライアントもジョーダンのスタイルを継承し、多彩な得点技術を持つシューティングガードとして活躍した。現代では、クレイ・トンプソンのような純粋なシューター型から、ジェームズ・ハーデンのようなボールハンドリングとスコアリングを組み合わせた万能型まで、様々なタイプが存在する。ディフェンスでは相手チームの主要なペリメータープレイヤーをマークすることが多い。