スポットアップスリー
すぽっとあっぷすりー
スポットアップスリーとは、ボールを受ける前から特定の位置(スポット)に待機し、パスを受け取ってすぐにドリブルなしで放つスリーポイントシュートを指します。このシュートは「キャッチアンドシュート」の一種ですが、特にシューターが予め決められた位置に立ち、パスを待っている状況を強調した用語です。クレイ・トンプソンやダンカン・ロビンソンなど、スポットアップシューターと呼ばれる選手たちは、この技術に特化しており、コーナースリーやウィングからのスリーポイントで驚異的な確率を記録しています。効果的なスポットアップスリーには、正確なフットワーク、素早いリリース、そして一定のシュートフォームが必要です。現代バスケットボールでは、スペーシングを最大化するために4~5人のプレーヤーがスリーポイントライン付近にスポットアップすることも珍しくありません。この戦術により、ドライブするプレーヤーへのヘルプディフェンスが困難になり、オフェンスの効率が大幅に向上します。