バスケットボール用語辞典

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ディフェンスリバウンド

でぃふぇんすりばうんど

ディフェンスリバウンドとは、相手チームが放ったシュートが外れた際に、守備側のチームがボールを獲得することを指す。ディフェンスリバウンドを確実に取ることは、相手の攻撃を終わらせると同時に、自チームの攻撃権を獲得する重要なプレーである。統計的には、ディフェンスリバウンド率の高いチームは勝率も高い傾向にあり、「ディフェンスリバウンドで完結する」とも言われる。ディフェンスリバウンドを成功させるためには、ボックスアウトの技術が不可欠であり、シュートが放たれた瞬間に担当する相手選手をしっかりとブロックし、ゴールに近いポジションを確保する必要がある。センターパワーフォワードといったビッグマンの重要な役割の一つであり、1試合で10本以上のディフェンスリバウンドを記録する選手も珍しくない。ディフェンスリバウンドを獲得した後は、速攻(ファストブレイク)につなげるために素早くアウトレットパスを出すことも重要である。現代バスケットボールでは、ガードポジションの選手にもディフェンスリバウンドへの参加が求められており、チーム全体でリバウンドを確保する戦術が一般的になっている。